観劇の感想

博多も楽しすぎる宙組「VIVA! FESTA!」

おはようございます。ヴィスタリアです。

宙組「黒い瞳」に続いて「VIVA! FESTA! in HAKATA」の感想です。

「黒い瞳」の方を5,000字くらい書いてやや力尽きた感があるのでショーはさくっとまいります。

第1章 Dancing Colors

ところで今回プログラムに原曲の記載があって非常に親切だと思いました。
これから慣例になったらうれしいです。

幕開きの美女(ファルファッラ)は夢白あやちゃんでした。
夢白あやちゃんは大人っぽい美貌とほっそりと華奢なスタイルで目立っていました。

ショーでも重用されていましたが、「黒い瞳」のコサックの女パルミラも目を引きました。

「VIVA! FESTA!」の色とライトの洪水のオープニングはテンション上がります。
単純もといシンプルなサビも妙にクセになってわりと好きです。

in HAKATAじゃない方の「VIVA! FESTA!」はオンデマンドで何回か見ました。

"祭り"縛りの宙組「VIVA! FESTA!」が楽しいこんばんは、ヴィスタリアです。 年末年始は短いながらもスカステ環境、BS環境のある実家でいくつかの番組を見ることができました。 ...

このときより歌いこまれているのか歌唱力が向上しているのか歌が全体的にレベルアップしていることに目を見張りました。

特に愛ちゃん(愛月ひかる)の歌がとてもよくなっていてはっとしました。

ゆりかちゃん(真風涼帆)のポルノグラフィティの「ハネウマライダー」はものすごい歓声でした。

わかります、だってすっごくかっこいいんですもの。
盛り上がらないわけないですよね。

第2章 ヴァルプルギスの夜

ムゾルグスキー「禿山の夜」をちょっと変わったアレンジをした場面です。

ずんちゃん(桜木みなと)は青年役ですけれど金髪の王子様と言いたくなるかっこよさでした。

まどかちゃんのヘアスタイルとゴブラン織りのような生地の衣裳がよく合っていてかわいかったです。

すっしぃさん(寿つかさ)の魔女は東京大千秋楽のときより弾けていて見ごたえがありました。

第3章サン・ホセの火祭り

博多用に新しくなった場面です。
ダンス場面の原曲は→Pia-no-jaC←の「The Last Resort」「Fantasista」とのことです。

ディアブロの愛ちゃんがかっこよかったです。

ディアブロはスペイン語で悪魔の意だそうです。
 
プログラムのお稽古場写真から付け耳をしているこだわりっぷりもいいなあと思いました。
(ロシア的な、プガチョフ的なお稽古着もぐっときました。)

第4章 Be Mine

韓流アイドルINFINITIの「Be Mine」日本語バージョンです。

なんといってもそらくん(和希そら)の軽やかなダンス、歌が圧巻でした。

そらくんは動きが軽い、キレがあるだけでなく見せ方が美しいと思うんです。

プログラムのお写真にしても「こう来たか」というすてきなポージングで、もちろん研究もされているのでしょうけれど、どうすれば美しく見せられるかを本能的にわかっているのでは?と思いました。

第5章 YOSAKOIソーラン

待ってましたー! 盛り上がるー!

ヴィスタリアの完全に個人的な趣味ですが(このブログの全てがそうですが)ヨサコイもソーラン節も親しみが持てないのですが、このソーラン宙組は別物です。

ゆりかちゃんはじめ、全員が命を燃やしている熱さがライブビューイングの画面越しにも伝わってくるようでした。

大興奮の場面ですが、娘役さんだけで踊るところが踊りも音楽もかっこよくて大好きです。

粋なせーこさん(純矢ちとせ)がかっこよくてときめきました。

第6章 誇りと野心の大地

いいショーは中詰めとフィナーレの繋ぎの場面がいいものであることが多いように思います。

いま東京宝塚劇場で上演中の「ESTRELLAS」もですが、ここの場面の作り込みの面でやや息切れしているような気がします。

第7章 フィナーレ

黒燕尾があってデュエットダンスもすてきでいいフィナーレだと改めて思いました。

劇場や大階段の大きさ、人数が変わってもそのことは変わりません。

印象深かったのが星風まどかちゃんが紫ドレスで男役さんと次々に組んで踊るところです。

やる人が変わるとこうも変わるのかと思いました。

みりおん(実咲凜音)にはみりおんの、まどかちゃんにはまどかちゃんの魅力があって、どちらがいいとかではなく、がらりと変わったのが印象的でした。

第8章 パレード

エトワールは瀬戸花まりちゃん。
「黒い瞳」のパラーシカは微笑ましくて、そして泣かせてくれました。
歌もすばらしく大活躍ですね。

階段下りでせーこさんのダルマから伸びたおみ足の細さがお人形さんそのもので驚愕しました。

子どものころに遊んだリカちゃん人形(ジェニーとかティモテとか)の骨盤からまっすぐ伸びた細い脚、太ももの間がくっつかないあの脚をせーこさんの美脚を見て思い出しました。

宙組の魅力、エネルギーが弾ける楽しいショーでした。
「オーシャンズ11」は一本物ですから次はまかまどオリジナルのショーをぜひ見たいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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