こんばんは、ヴィスタリアです。
毎月のお楽しみ「宝塚GRAPH」3月号を読みました。
例によっていそいそとめくって探す文字は「美弥るりか」「七海ひろき」「仙名彩世界」というヴィスタリアの独断と偏見、偏愛に満ちた感想です。
特に気になったページについて順不同で書いております。
目次
今月は七海ひろきのお兄様のさよなら特集号
今月の七海ひろきのお兄様を書くのもあとわずかと思うと、さみしい、せつない、お願いだから嘘だと言ってほしい…そんな気持ちです。
1枚目のブルーの瞳のお兄様の透明感、研ぎ澄まされた美しさに吸い込まれそうです。
そしてページをめくると四者四様どのお兄様もすてきで、雰囲気や表情を自在に変えてご自身の魅力をこれでもかと見せてくれるのはさすがだと思いました。
はみだしSHOTで「ひとりF4風」と銘打たれていますが、お兄様なら本当にひとりでF4できるよ!とヴィスタリアは思いました。
しかも赤いジャケットのショットのウェーブがかったヘアスタイルはご自身でコテで巻き巻きされているとか。
このワイルドな、色気がしたたるようなお兄様、危険ですね。
捕食されそうです(されたい)。
そうかと思えばはみだしSHOTで「コナン君みたい~」とはしゃいでいるのもお兄様らしくてかわいいです。
インタビューの内容は胸に迫るものがありジーンとしてしまいました。
お芝居が好きで宝塚に入って、とにかく「格好いい男」を演じたかったんです。
でも、そういうやくをいただくには歌やダンスも含めて、七海ひろきを知っていただけるようにならなくちゃいけないと気づいて。
これを読んだときに過日宝塚の殿堂で見た台湾公演のお兄様のメッセージを思い出しました。
「サンダーボルトファンタジー」の殤不患(ショウフカン)はお兄様がようやく辿りついた誰が見てもかっこいい男、生き方のかっこいい男の役だったのですね。
そこに至るまでどれほどのものを乗り越えてこられたのでしょう
芝居、歌、ダンスなどの芸事を磨き、自身を見つめて目指すものを定めて自己プロデュースをして、だんだんと頂点に近づいていく。
いまお兄様の舞台を見ているとそういったことを極めていると感じます。
限られた人しか到達できないところに至り、お兄様にしか表現できない「七海ひろき」というかっこいい男役を見せてくれている。
もっと見ていたい、まだ高みがあるのではないかと思ってもしまうのですが、だからこそ”いま”なのかもしれません。
お兄様の直筆のメッセージが入っていてうれしかったです。
今月の美弥るりかちゃん 「アンナ・カレーニナ」舞台写真、タカスぺ稽古場写真
今月のるりかちゃんはバウ「アンナ・カレーニナ」の舞台写真にたくさん登場されています。
なんといっても主演ですからね。
お気に入りのショットはどれかなとページをめくっているのですが決められません。
どのヴィロンスキーを見てもセリフが、歌が、その場面の彼の感情が、舞台が立ち上がってくるようです。
アンナにマズルカを申し込みときの恋に燃えてアンナを射るような激しい視線。
アンナを抱きしめて激しい恋を打ち明ける苦悩の表情。
アンナに与えていたのは愛ではなく苦しみだったと傷つき憔悴した表情。
イタリアで愛の歓びに輝く笑顔。
アンナを失いセルビアの戦線へと旅立っていく、なにかをすすがれたような、涙を流さずに泣いている美貌。
どのショットのるりかちゃんもヴィロンスキーそのもので、舞台写真を見ているとあの完璧な舞台の思い出が蘇ります。
しかしフィナーレのソロのショットはヴィロンスキーではなくるりかちゃんの妖しい色気がすごいです。
右隣のページで愛する人と手をつないで晴れやかに笑っている青年と本当に同一人物なのかしら。
そういうところも好きです。
またタカラヅカ・スペシャル2018のステージ写真、稽古場写真がありますが、ヴィスタリアが一番好きなのは稽古場のるりかちゃんのお写真です。
月組子さんたちが決めのポーズをして、たま様(珠城りょう)の肩に手を置いたるりかちゃんの表情がめちゃくちゃかっこいいです。
このショットは月組子さんたちが笑顔でキラキラしているなか、たまるりの2人だけが色気を出してキメていて、ああ、正面から見たいと切実に思います。
今月の仙名彩世様 キキゆきで表紙!
ゆきちゃんがかわいすぎるー!
と、叫びたくなるくらい今月のゆきちゃんもかわいいです。
タカスぺのお稽古場でたま様とのショットがにっこにこでかわいいです。
「Delight Holiday」公演ルポもにっこにこの笑顔がたくさんでかわいいです。
そして表紙はキキちゃん(芹香斗亜)とのツーショットがうれしくて思わずにけちゃいます。
ピンクのネイルが凝っていてとってもかわいいです。
これは「CASANOVA」仕様でしょうか。
ところでキキちゃんとの表紙撮影ルポで音楽学校生のとき「色黒だった」と暴露されていますが、いまでは考えられません。
そして最後のページの白いロングワンピース姿のゆきちゃんの美しさといったら神話の女神様のようです。
こういう雰囲気のゆきちゃんもすてきだなと思いました。
89期と95期の同期男役ショットがまぶしい
見逃せないのがGRAPHの泉のはみだしSHOTならぬボーナスSHOTです。
89期の、だいもん(望海風斗)が作ってくれたというおそろいのパーカーを着た5人のショットが!
そして隣には95期の男役7人が勢ぞろいしたショットが!
あらためて89期も95期も印象的な期だと思いました。
89期はいま宝塚をひっぱりって男役の頂点を極めつつああり、95期は稀にみるスター揃い輝いていて、この先どのようになっていくのか目が離せません。
そしてこの89期と95期の同期ショットに共通しているのはスターさんたちの本当に楽しそうな表情、同期で寄り添った仲の良さでしょうか。
同期の絆とは何にも代えがたく強いものなのだと思いました。
先日オンデマンドで配信された89期男役のトーク「ICHIGO-ICHIEリターンズ」を非常に興味深く見ましたが、95期や他の期の同期トークも見てみたいです。
その他気になったこと
一言ずつですが触れさせてください。
◆凪様(彩凪翔)のひとこちゃん(永久輝せあ)の肩に手を置いたショットの彼氏感にどきどきしました。
◆れんこんくん(蓮つかさ)が美人さん。特にはみだしSHOTは女役の残り香を感じました。
◆「ON THE TOWN」のステージ写真はたま様のすけすけ衣裳をちゃんと写してほしかったです。美園さくらちゃんの緑の衣裳もきれいだったので全体を見たかったです。
◆The Costumeで「一度舞台で着けたもの(アクセサリー)は着けない」というべにーさん(紅ゆずる)と「(ショーの)全場面で靴の形を変えたいという拘りがある」というあーちゃん(綺咲愛里)、こういった美意識もコンビ感がってさすがです。
◆「ファントム」サイドショットでファントムの指揮するところを正面から見れます。愛弟子のデビューを見守るファントム、かっこいいです。
◆撮影後のお掃除といえばべにーさん…と思いきやゆりかちゃん(真風涼帆)も!
4月の表紙は美弥るりかちゃんのソロ!
「GRAPH」をめくっていて思わず声を上げそうになったのは来月号のお知らせを見たときでした。
3月20日発売の4月号はるりかちゃんがソロで表紙&Cover Specialに登場です。
るりかちゃん、単独表紙おめでとうございます。
2番手スターさんがソロでGRAPHの表紙をされるのは異例のことではないでしょうか。
うれしいような、退団があるからだと思うと切ないような…しかし「GRAPH」の表紙ということはポスターが発売されますのでうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ランキングに参加しています。
ポチッとしていただたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓