花組

花組とみりゆきのDNA(花組本の感想)

こんばんは、ヴィスタリアです。
少し前に花組本を買いました。

組本って組の様子や雰囲気がわかって好きなのですが、お安くはないですし出版物にまわすお金があるならチケット代にまわしたいヴィスタリアです。

しかし仙名彩世様の退団発表をうけて「いまの花組の組本がほしい」と買ったのですが、買って正解!でした。
ゆきちゃんとみりゆきと花組がますます好きになりました。

そんな花組本のヴィスタリアなりの感想です。特に気になったところについて触れています。
すべての企画、花組子さんに触れられなくてごめんなさい。

明日海りお様が仙名彩世様と引っ張る花組は絶頂期

組本はどの企画も楽しいですけれど、カバーショットの3人のトークが濃くて読み応えがあります。

みりおちゃん(明日海りお)が「これは自慢になっちゃうけれど」とことわった上で、花組が2014年以来4年連続で団体賞を受賞していることに触れています。

これってすごいことですよね。花組の充実度が舞台として評価されている証拠かなと思いますが、4年連続というのがすごいです。
みりおちゃんが花組でトップになってからの歴史とも重なり、花組の真ん中に立ち、そして高みへと引っ張っていきレベルを上げているのだなと思いました。

ゆきちゃんが「みりおさんはお芝居の全部の役ができると思う。全部の役の心情を理解しているから」と言っていたり、小池先生が「月組から明日海が持ち込んだものは緻密でリアルな月組型の芝居」と寄稿されています。

みりおちゃんが引っ張っているのはメンタルだったり姿勢だったりもあるのでしょうけれど、こういう芝居で組を引き上げているのは間違いないでしょう。

小池先生の文章を読むと、組替えって宝塚に必要でプラスのものなかなと思いました。
組替えについてはそのうち思ったことなどを記事にしたいです。

ところでファンは花男、花娘という言い方をしますし組のカラーを感じていますが、巻頭トークでもその話が出ていたのが興味深かったです。

ゆきちゃんが「”花組の男役だぞ”っていうのが下級生にもある。花組の男役がどういうものって決まっているわけじゃないから、それが何かはわからないけれど、なんとなくDNAのなかにある」と言っています。

またみりおちゃんは「花組のショーというものもある。男役が横一列に並んだりとか花組以外ではあんまりない」とお話しています。

たしかに、言われてみればそんな気がします。
今度注目して見てみようと思いました。

みりゆきも上級生も下級生をあたたかく待っている

アンケート「○○にするなら」が生徒さんの雰囲気や人間関係が垣間見えるようで好きです。

「彼氏にしたい」の結果をふうむ……と眺めつつ、そりゃあ1位はみりおちゃんですよね。
ゆきちゃんが協力してくれたというほんわかだけれど密着しているショットにどきどき、にやにやしちゃいました。

そしてみりおちゃんの「いつでも一緒に遊びに行くので、気軽に声をかけてくださいね」という気遣いの言葉がありました。

巻頭のトークでは「皆と交流を持ちたいなって思っているのは、私より上級生の組長さん、副組長さんも一緒」「下級生はもっと上級生に甘えてくれたらいいな」とお話しています。

またゆきちゃんも「下級生もみりおさんと話したい子がいっぱいいるし、みりおさんも快く教えてくださるから、下級生には学びたいならもっとぶつかってほしいと思う」と言っています。

一方で華優希ちゃんは「ポーの一族」メリーベル役について「最初は緊張しすぎて(兄エドガー役のみりおちゃんに)近づくのも畏れ多くて…」と話していました。

はなちゃんのように思ったり気後れするのもわかる気はします。
しかしみりゆきや上級生陣は下級生が質問したりぶつかってくるのに対してウェルカムで、いろいろ教えたり伝えたりしたくてうずうずしているんじゃないかなと思いました。

花組の下級生さん、上級生やみりゆきに質問するのってすごく緊張するだろうしルールとかあるのかもしれないけれど、きっと聞かれたら喜んでくれると思うよ、がんばれ~と応援する気持ちで読みました。
なんでしょう、この謎の親心。

トップ娘役 仙名彩世様を讃えたい

みりおちゃんが引っ張るのにゆきちゃんがしっかりついていっていて、みりゆきは信頼しあったコンビだと舞台やインタビューを目にすると感じます。

組本でもみりゆきのよい関係が伝わってきました。
特に稽古場でのエピソード、ゆきちゃんを想像するとなんかもう天使というか聖母さまのようだと思いました。
みりおちゃんが「私が稽古場で間違えると、笑顔で待っていてくれる」「本来の振りをやるわけでもなく、いや、違いますとかでもなくて…」と言っているんです。

みりゆき最高ー!ゆきちゃん大好きだー!と叫びたくなるくらいこのエピソードが好きです。
みりおちゃんが間違えた横で黙って微笑んでいるゆきちゃん…きっとみりおちゃんが気づくのをにこにこして待っているんですよね。

もうひとつ、ゆきちゃんの稽古場のすてきなお話がありました。
小池先生に「稽古場の居方がトップ娘役としてすばらしい」と褒められたというのです。

なんでもゆきちゃんはいろいろ準備をされているようで、なんとショーのお稽古ではいていたスカートを切ってケープにし、飾りもついていたそうです。
「どんなものにも、はさみを入れるのと、なにかを縫い付けたりするのは潔く」やるそうです。

ゆきちゃんの舞台の髪飾りやアクセサリーもいつも美しくて楽しみにしていますけれど、稽古場から徹底されているのですね。

レビュー本だったと思いますが「トップ娘役として美しくあることにこだわっている」とお話していたのを思い出しました。

今回の組本のゆきちゃん、表紙のヘアメイクはもちろんなんですけれど、ピンク色のネイルがかわいいです。シンプルだけれど美しいです。

ヴィスタリアが個人的にはっとしたのがゆきちゃんのインタビューの言葉でした。
「自分ひとりでかんばっていてもなかなか乗り越えなられない課題も、いろいろな方と交流して助けていただくことも増えましたし、人の優しさや誰かと一緒にがんばれることのありがたみをすごく感じています。」
「いま一緒にいられる人たちとの時間を、当たり前として流してしまうのではなく大切に感じながら日々すごしていきたい」

ゆきちゃんにヴィスタリアがいま一番足りていないものを教えてもらった気がしました。
(仕事でいろいろあったりして一緒にがんばるより一人でやりたいとか思ってしまっていて…反省しました。)

柚香光くん 自分を見つめる冷静さ

かれーくん(柚香光)はカバートークでも自身のソロインタビューでも、芯や0番に立つことが増えた自分をものすごく冷静に見ているように感じました。

そんなかれーくんについてみりおちゃんが「やるときは絶対決めてくる。フリースローとか決まっちゃうみたいな。これは絶対はずさないみたいな」と言うと、かれーくんはこんなふうに答えています。

「がんばります。フリースロー以外もちゃんとパスできるように」

かれーくん、いつかきっとフリースローも華麗なドリブルやフェイント、パスもダイナミックなダンクシュートもなんでもできるようになる日がくるのを応援しているからね、と言いたくなりました。

それにしてもこのみりおちゃんのたとえ方がすごーく納得!おもしろいです。
ゆきちゃんがオフのみりおちゃんについて「言葉のチョイスや発想が人にないものを持っている」というのは、こういうところにも出ているのかもしれません。

またかれーくんが 「今いろんなエンターテインメントがあって、宝塚も多種多様なお芝居やショーをしているから”清く正しく美しく”を保つのはすごく難しい」と言っていたのが印象的でした。

天真みちるよ永遠に!自己と他者のプロデュースの天才

「じゅずつなぎ」といい、アンケートの「演出家にしたい」で圧倒的1位を獲得されたタソさん(天真みちる)がおもしろかったです。

この演出家の写真の凝り具合もすごいです。
ほかのお写真でもすごくおしゃれで凝った格好をされています。
プロフィールのお花のジャケット、とってもかわいくてすてきです。

ユーモアのセンスがあるのはもちろんのこと、たいへん頭のよい方なのだなと思いました。

「私は替えのきかない人間になろうと思っている」
「 宴会は最近では自分の出番以外に、トータルで宴会をプロデュースすることに凝っています」
「宴会で他の人をプロデュースするようになってからは、どうやってその人の新しい一面を引き出すかを考えている」

たそさん、新しい道を進まれておられることと思いますが、やはり退団されたのが惜しくて寂しくてたまりません。

たそさんのようなタカラジェンヌはなかなか現れないかもしれませんが、現れたときには活躍できる宝塚であってほしいとヴィスタリアは思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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