こんばんは、ヴィスタリアです。
花組「鴛鴦歌合戦」新人公演主な配役発表
初夏の遠征が大雨をかいくぐってムラまで着いたのに当日公演中止という形で終わったことを、
星組「1789」大劇場のチケットはもう無いことを、旅から日常に戻ってきてズシッと感じています。
遠征の間にスカステでちょうどファーストランの番組がたくさんあったのに録画はしたもののちっとも消化しきれておらず、
でもまだ「1789」の初日映像を見るエネルギーがわいてこない……としょんぼりしていたのですが、うれしいお知らせがありました。
花組「鴛鴦歌合戦」新人公演の主な配役が発表になりました↓
浅井礼三郎/天城れいん(本役 柚香光)
お春/朝葉ことの(本役 星風まどか)
104期の天城れいんくんが新人公演初主演、
103期の朝葉ことのちゃんが新人公演初ヒロインですね。
おめでとうございます!
新人公演主演を、新人公演ヒロインを待っていましたというお2人なのでとってもうれしいです!
というのも観劇した
バウ・ワークショップ「殉情」(主演 帆純まひろ)でも
「うたかたの恋」新人公演でも
お2人ともすばらしくて強く印象に残ったんです。
れいんくんは104期の男役さんでは初めての新人公演主演になるんですね。
「殉情」で幇間の千吉を明るさの奥底に、底が見通せないほどの昏さがあるのが垣間見えて「この人がこの舞台で一番怖い」と思わせるものがありました。
「うたかたの恋」本公演では劇中劇のハムレットを長身で美しく踊り、
新人公演ではジャン・サルヴァドル(本役 水美舞斗)を美しい軍服姿で確実に自分のものにして演じていました。
ジャンは狂言回しでもありますが台詞の声も明瞭で芝居もすんなりと伝わってきて、
172cmのすらりとした長身も美しく、登場した瞬間から舞台映えして自然と目が吸い寄せられました。
ことのちゃんは芝居・歌・ダンスとなにをとってもすばらしい実力のある大人っぽい美貌の娘役さんで、
いま花組は下級生の娘役さんがたいへんな充実っぷりですが、中でも特に好きなお1人です。
「殉情」の春琴の苛烈さと可憐さ、プライドの高さ、高慢さと素直になるこなど到底できない哀しみと佐助との愛は胸に迫りました。
春琴の行動だけを表面的に見ていると残酷だし酷いのかもしれませんが、ことのちゃんの春琴は素直になれないことがかわいそうだと思わせてくれたんです。
「うたかたの恋」本公演ではルドルフ殿下/柚香光の従姉妹のラリッシュ夫人をしっかりと演じていました。
艶っぽい美しさがあって、上流階級の酸いも甘いもあらゆる手練手管を知り尽くしているであろうことが自然と伝わってきて、
派手さ、華やかさと気品のある上流階級の貴婦人がすばらしかったです。
新人公演ではエリザベート(本役 華雅りりか)をこれまた見事に演じ、
皇后たる気高さと品格、歳を重ねた妻・母親としての愛情、本当の居場所を求めて魂が漂泊している寂しさを感じさせてくれました。
ドレスの着こなしも美しく、ショーでは歌ってよし踊ってよし、目が吸い寄せられます。
映像で見た「二人だけの戦場」エルサ役はラシュモア軍曹/羽立光来との物語に涙せずにいられませんでした。
「ENCHANTMENT」フィナーレでれいちゃん(柚香光)と絡んだり、
「二人だけの戦場」フィナーレでも目立つ場面があったり、これは…と思っていたのですがとうとう新人公演ヒロインが叶いました。
劇場で観られなくともなんとしてもライブ配信で見ようと心に誓いました。
うれしいニュースに元気をもらったので「1789」初日映像も見ようと思います。
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