宝塚

阪急阪神ホールディングスの決算が上向いた(よかった…!)

こんばんは、ヴィスタリアです。

宝塚歌劇団の母体 阪急阪神ホールディングスの第1四半期決算、上向く

阪急阪神ホールディングスが決算を発表しました(日本経済新聞の記事)。
一部抜粋いたします。

阪急阪神ホールディングス(HD)は30日、2022年3月期の連結最終損益が120億円の黒字(前期は367億円の赤字)になる見通しと発表した。
従来予想の60億円の黒字から上方修正した。プロ野球阪神タイガースや宝塚歌劇といったエンターテインメント事業で観客が増え、利益を押し上げる
(中略)
同日発表した21年4~6月期の連結決算は、最終損益が32億円の黒字(前年同期は189億円の赤字)だった。
コロナの影響が弱まり、傘下の鉄道では、阪急電鉄と阪神電気鉄道のいずれも運輸収入が2割ほど増えた。

鉄道はもとよりエンターテインメント業界は依然として厳しい状況が続いているので気がかりでしたが、ひとまずほっとしました。

約一年前は長い公演休止期間があり、公演再開後も客席の収容率が50%に制限され、
グッズやチケットを買って支援するよりもまず阪急阪神ホールディングスの株式を購入した方がいいのではないかと考えていました。

宝塚歌劇団は阪急阪神ホールディングスの箱入り娘でいられるかこんばんは、ヴィスタリアです。 宝塚歌劇団は阪急阪神HDの「箱入り娘」か「じゃじゃ馬娘」か 週刊ダイヤモンド8月22日号(特...

この記事を書いた1年前よりは状況が上向いていることにほっとしています。

この先もなかなか見通せず厳しい状況があり得るのかもしれませんが、宝塚歌劇団には阪急阪神ホールディングスにあってこそマインドが守られる部分があると感じているので
なんとか踏みとどまって身売りなどされることはありませんように…!と強く祈っています。

2020年の公演再開以降、20~30年前の作品が多く再演されています(公演の発表がコロナ禍前のものもありますが)。

月組全国ツアー「ダル・レークの恋」

雪組梅田芸術劇場「ヴェネチアの紋章ル・ポァゾン

星組バウホール・KAAT「マノン」

花組全国ツアー「哀しみのコルドバ

花組ドラマシティ・KAAT「銀ちゃんの恋」

星組「モアー・ダンディズム!」

月組博多座「川霧の橋

宙組全国ツアー「バロンの末裔

太字はトップスターの退団公演です。

これは理由が2つあるのでは?と想像していて、
1つは再演による経費削減を、
2つめ当時のファンへ訴求することでファン層を掘り起こす(同時に「シャーロック・ホームズ」「CITY HUNTER」等原作ファンの多い新作の上演で新規ファンを取り込む)ことを狙っているのではないでしょうか。

1つ目についてはどの程度効果があるのかを検証することはできませんけれど脚本の準備や衣装の着回し、セットの再利用などは目に見える形で効果を感じられる気がしています。

2つ目はこれまであまり再演されることのなかった、トップスターの退団公演がラインナップされていることも見逃せないのではないかと考えています。

トップスターの退団公演はこれぞというあてがきであることが多く、また心情としても「再演してほしくない」と退団されるスターさんのファンならば強く思う気持ちもある一方で、
そういったファンとしての思いとは別に宝塚歌劇の名作として再演を見たいという気持ちを抱くものが選ばれているように思うのです。

「川霧の橋/ル・ポァゾン」
「ヴェネチアの紋章」
「哀しみのコルドバ」
などがヴィスタリアにとってのそういう作品ですし、
「銀ちゃんの恋」「モアー・ダンディズム!」も大いに楽しみにしています。

「ヴェネチアの紋章」は再演にあたって謝珠栄先生の新演出になったことで初演は初演で永遠になり、
2021年に合ったものとなって今の雪組生の魅力も新たに引き出し、初演を知っているファンも再演が初見のファンのどちらも楽しめたのでは…と思っています。

中でもウタコさん(剣幸)ミミさん(こだま愛)の退団公演である「川霧の橋」は「もう、どこへも行くな」の名台詞と、
ご覧になった方々(生徒さんも含めて)の熱い感想、思いからすばらしい作品であることを夢想しながら未見のままでいるので同じ月組で再演されることが本当にうれしいです。

しかも初演の「ル・ポァゾン」が9月のスカイステージで放映されます!

放映日時は9月1日8:00~、9月11日2:00~の2回です。

初演が放映されることは滅多にないのでようやく見ることが叶うのが今から楽しみです。

ご卒業された大好きな美弥るりかちゃんが当時小学生で大好きだったというかなめさん(涼風真世)の大きなお帽子の吟遊詩人の美声を自分は静止画でしか知らないので
映像で見られることが本当にうれしいです。

再演も新作も楽しみながら一ファンとして阪急阪神ホールディングスの宝塚歌劇団を応援し、愛し続けたいとあらためて思いました。

読んでいただきありがとうございました。
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