こんばんは、ヴィスタリアです。
劇場の変化に1年前の劇場の静寂さを思い出す
ようやく宙組「シャーロック・ホームズ/Délicieux!」を観劇してきました。
楽しくてよい2本立で、感想はあらためて書くつもりです。
約3週間ぶりの東京宝塚劇場観劇でしたが客席やロビーがかなり静かになったように感じました。
ちょうど1年前は公演再開直後、席数半減での公演で客席もロビーも緊張感と静けさに満ちていましたが、
チケットの販売枚数が2枚/公演になってからかまびすしくなっていったのを観劇されているヅカファンならご存知かと思います。
たまに1枚/1人の貸切公演に行くと静寂さに一般公演との大きな違いも感じます。
それが今回は貸切公演ほどの静けさではありませんが、これまでの一般公演よりもかなーーーりお喋りが減っていたんです。
ちなみに2階席での観劇でした。
それにしても1年前よりも感染症をとりまく状況がこんなに悪くなるとは思いもしませんでした。
感染者数は日々増え医療も危機的状況ですし、
劇場のスタッフさんの陽性がお知らせにあったり外部ではあの公演この公演が中止になり、
気をつけているはずの舞台関係者にも感染が広まっていることもあってか客席側の意識の変化が静けさにつながっているように思いました。
「エニシング・ゴーズ」の23人の陽性者と明治座、御園座の公演中止のニュースはショックでしたし、
舞台のために厳しい対策をされていたであろう関係者の方々のことを思うと胸がつぶれるようです。
また最近SNSでヅカファンのアカウント、以前から知っているアカウントでも「陽性でした」という書込みを目にするようになりました。
気をつけていたのにもかかわらず陽性でショックを受けておられる方の書込みも目にしました。
同時に都内で暮らし働いている自分自身も対策もしているし気をつけてもいるけれど、どこかわからないところで感染してもおかしくない日常にいることを考えるようになってきました。
少しでも体調に異変があろうものなら
「もしも陽性だったらどうしよう」
「誰かにうつしてしまっていたらどうしよう」
という不安に襲われていてもたってもいられず体温をはかったりしてしまいます。
先日妙に熱っぽくてこれはもしや!?と思ったら猛暑日に窓際で労働していて熱がこもってしまったようで、クーラーの温度を下げたり冷たいものを摂ったら治まりほっとしました。
そして劇場が開いていれば、チケットがあれば、大好きな舞台を観に行っているけれどもしものことがあったら…ということも考えるようになってきました。
宝塚歌劇は生徒さん、スタッフさんに厳しい対策を課していて外部との接触も区切りやすいからか(それだけ犠牲を強いているとも言えます)いまのところ公演はできています。
それが当たり前のことではないことを、中止を余儀なくされるあの舞台この舞台のニュースに触れるたびに思います。
今日は花組全国ツアー「哀しみのコルドバ/Cool Beast!!」が初日を迎えました。
各地の公演が無事にできて大千秋楽まで全日程を完走できることを祈ります。
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