こんばんは、ヴィスタリアです。
月組「WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲」の元日公演を観劇してきました。
おめでたい年始めの公演であり
ヴィスタリアにとって初の元日公演観劇だったので記事にしますね。
珠城りょうと望海風斗が誓い合う2021年
終演後に緞帳が下りきらないスタイルでたま様(珠城りょう)の音頭で「あけましておめでとうございます」のご挨拶がありました。
そしてたま様のすばらしいご挨拶がありました。
正確なものではなくニュアンスですが思い出せる限りだとこんな感じでした↓
東京宝塚劇場は今年20周年を迎えます。
これも偏に宝塚歌劇を愛してくださるみなさまのおかげです。この月組公演は残すところ後2日ですが誠心誠意つとめてまいります。
宝塚大劇場で今日初日を迎えた望海さんと昨日、今年は走り続けようと誓い合いました。
組は違えど宝塚は一つ。今年も月組と宝塚歌劇をよろしくお願いいたします。
劇場中から大きな大きな拍手が贈られました。
ヴィスタリアも拍手をしながらに胸が熱くなりました。
こうしたご挨拶で他の組のことに触れられるのは異例のことのように思いますが、
卒業を発表したトップスター2人が大切な日を前にそんなことを誓い合っているなんて
奇跡のように美しくて感動しました。
開場20周年を迎えた東京宝塚劇場はあちこちに賑やかな飾りがあり
華やかな気分を盛り上げてくれました。
エントランス↓
私の元日はここなのでさっそく雪組さんのプログラムとお目当てのスターさんのスチール買いました😊
どなたのかって?凪様です。だってあまりにも美しいんだもの。 pic.twitter.com/nW8xva5uzo— ヴィスタリア@聞いてちょうだいこんなヅカバナ (@zukabana_vis) January 1, 2021
小林一三先生像の前↓
2階席ロビーの天井にも↓
人が大勢で撮影できなかったのですがこちらも↓
ラウンジ前には過去作品のポスター展示もありましたが時間がなくて見られませんでした(涙)
また客席にはエコバックのプレゼントが1つずつテープで止めてありました。
ヴィスタリアはこの日お財布と相談して立ち見だったのですが、立ち見場所前の手すりにとめてありました。
お正月の東京宝塚劇場の座席一つひとつに記念のエコバックがテープでとめられていました。うれしいですし多くのことに気を遣いお仕事が増えているであろう中での劇場の、宝塚歌劇の心づかいにとてもあたたかい気持ちになりました。 pic.twitter.com/0eCTLftNa7
— ヴィスタリア@聞いてちょうだいこんなヅカバナ (@zukabana_vis) January 1, 2021
大好きな宝塚歌劇からすてきなお年玉をいただいてしまいました。
ありがとうございます。
キャトルレーヴでたくさん買い物してこのバッグに詰めますね。
月組「ピガール狂騒曲」元日公演のアドリブまとめ
「WELCOME TO TAKARAZUKA」はますますおめでたく華やかでお正月気分を盛り上げてくれました。
初日の出を待望するような気持ちでチョンパ!からのこの世の極楽のプロローグを観ました。
雪の巻のミエコ先生は幽玄で
「越天楽」のれいこちゃんは神々しいほどで心が洗われるようでした。
そして圧巻の月の巻は何度観ても感動します。今日もすばらしかった!
そして「ピガール狂騒曲」はアドリブ祭りでした。
まずうれしかったのは12月31日が誕生日でなかなか公演中にお祝いしてもらう機会のないれいこちゃん(月城かなと)のハッピーバースデーがあったことです。
(シャルル/月城が長~いロングトーンを終えて)ハッピーニューイヤー!(拍手)
大きな拍手に品よくお辞儀をするシャルルをジャック/珠城りょうはやや冷ややかに見ていたのですが、おもむろに次のセリフを発したのです。
(ジャック/珠城)支配人、昨日誕生日だったんですよね。(大拍手)
仕方ないから聞いてあげます。
大きな拍手に焦りつつ「いやいや違うから」というふうに手を振るシャルルに
まさかのジャックからプレゼントが贈られたのです!
たま様は昨年の「I AM FROM AUSTRIA」大千秋楽ではゆりちゃん(紫門ゆりや)の誕生日をアドリブでお祝いされていましたが、
こうしてさっと入れ込むアドリブが粋ですね。
たま様のおかげで珍しい年またぎの公演だからこその
れいこちゃんの誕生日を客席からお祝いすることができました。
2021年は丑年ということで干支関連のアドリブが散りばめられていました。
まずムーランルージュの稽古場で見事なピルエットを披露する掃除婦のヴァネッサ/夏月都は
今日はピルエットが短いなと思ったら、
モップで床に大きく丑の書き初めをしていました。
この後もやりとりがあってミシェル/光月るうが「短い効果で成果を出す」と拍手を贈っていました。
もちろん客席からも頼もしく芸達者な組長さんと副組長さんに拍手が贈られました。
さらにラ・ヴィ・パリジェンヌの初日のムーランルージュに乗り込もうとするマルセル/輝月ゆうまとエドモン/佳城葵の攻防も丑縛りでした。
(マルセル/輝月)あ、牛!(と虚空を指差して目をそらせ押入ろうとする)
(エドモン/佳城)騙されませんよ!
(マルセル/輝月)モウ!
さらにウィリー/鳳月杏とロートレック/千海華蘭の92期対決も丑祭りでした
(ウィリー/鳳月)お前に勝負をモウし込む!
(ロートレック/千海)お断りモウし上げる!
(ジャック/珠城)モォォォ!2人ともいい加減にしてください!
(鳳月と千海)…うまいな。
月組生に初笑いをいただいた元日観劇となりました。
1月3日の大千秋楽ライブビューイングは日常の雑事に追われて見られるかどうか調整中なのですが
お正月に劇場でこの目に焼き付けることはできました。
大千秋楽ではこの公演でご卒業されるミエコ先生(松本悠里)のご挨拶をできることなら聞かせていただけたら…と思っているのですが。
先日スカイステージで放映された番組も過去のインタビューの再編成が中心でしたが
貴重なもの、背筋が伸びるものばかりでした。
大階段をおりてきてほしいとは言いません。
劇場でのご挨拶ではなくとも、記者会見やコメント発表でもかまいませんから
ご卒業にあたっての思いや愛をもって接しておられる下級生たちへの思いなどを
いまのミエコ先生の言葉で伝えていただけたらどんなにうれしいだろうと願っています。
月組さんの終演後にtwitterをのぞくと宝塚大劇場の雪組「fff/シルクロード」の初日レポや各メディアの写真が怒涛の勢いで流れてきていました。
まだななめ読みのとばし読みなのですが期待が最高潮に高まっています。
月組のあと2日を残すばかりとなった公演も
雪組の始まったばかりの公演も無事の完走となることを心から祈っています。
読んでいただきありがとうございました。
はげみになりますので応援していただたらうれしいです。
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