こんばんは、ヴィスタリアです。
宝塚友の会 チケット不正転売防止策を強化
先日宝塚友の会のチケット不正転売防止策が強化されることが発表になりました。
１つ目の防止策は第１抽選方式のチケットが入場認証または当日発券になることです。
宝塚友の会チケット先行販売における、チケット引取方法の制限について
宝塚友の会では、チケットの不正転売をなくし会員の皆さまに広く公平にチケットをお求めいただくことを目的に、会員規約の一部改定やチケットの引取方法に制限を設けるなど、不正転売の対策に様々な取り組みを行っております。
この度、この取り組みを強化するため、宝塚大劇場ならびに東京宝塚劇場公演のSS席のチケット引取方法を「入場認証または当日発券（自動発券機）」に制限しておりますが、
今後はこの対象範囲を「第1抽選方式」で購入の全席種のチケットに拡大して適用いたします。
チケット引取方法の制限を拡大する公演は、以下の通りです。
宝塚大劇場 月組公演（2020年4月24日～）より
東京宝塚劇場 花組公演（2020年5月8日～）より
※チケット引取方法を「入場認証または当日発券」に制限するチケットは、会員様ご本人が観劇される前提でお申し込みください。
※宝塚友の会の会員様が入場認証・自動発券機を利用される際には会員証カードが必要となります。ご観劇の際は、会員証カードを忘れずにご持参ください。
第１抽選方式で販売されるのは以下の公演、席種になるかと思います。
（もし違っていたらご指摘いただければ幸いです。）
| 初日・千秋楽・新人公演 | 全席種 |
| 貸切公演を除く公演 | SS席 |
２つ目に友の会貸切公演といっても過言ではない優先公演の追加も発表になりました。
宝塚友の会「優先公演」ならびに「準優先公演」等の追加設定について
宝塚友の会会員サービス向上の一環として、2020年6月から上演する宙組公演『アナスタシア』より、宝塚大劇場では準優先公演を、東京宝塚劇場では優先公演を、それぞれ従来の2公演に1公演を追加し、各3公演を設定いたします。
また、東京宝塚劇場では、花組公演『はいからさんが通る』（2020/5/8～）以降の千秋楽公演において、B席2階16列席も会員席として設定し「第1抽選方式」でお申込みいただけますので、あわせてお知らせいたします。
「優先公演」とは…
一般前売に先がけて、宝塚友の会会員様に対象公演のすべての座席を優先してお申込みいただける公演です。
※会員様のお申込数が定員に満たない場合は、一般前売で発売します。
「準優先公演」とは…
通常の一般公演よりも多くの会員席をご用意しており、優先して宝塚友の会会員様にお申込みいただけます。
※準優先公演は会員席のみの設定ではないため、一般前売もございます。
友の会優先公演だと終演後に組長以下組子全員がそろってのカーテンコールがあるのがうれしいです。
優先公演（宝塚大劇場では準優先公演）が１公演増えるだけでなく、
東京宝塚劇場の千秋楽２階B席16列も第１抽選方式での販売、つまり入場認証または当日発券になるとのことです。
このニュースから思ったのは優先公演であれば不正転売されたチケットの転売元が辿りやすいということです。
少し前の記事ですが、友の会は独自にチケットの不正転売を調査して会員登録の抹消などをおこなっているそうですから、マメにチェックしているのでしょう。
記事によれば会員数95,000人に対して１年間の抹消者が100人以上ですから焼け石に水、イタチごっこかもしれませんが、それでも０よりは遥かにマシです。
もう一つ思ったのは「友の会側は当日発券・入場認証がチケットの不正転売防止に一定の抑止力を持っていると考えている」ということです。
また入場認証、当日発券だと定価以下の譲渡、公式に認められているチケトレに出すこともできませんから、
なんらかの事情で観劇できなくなった場合に空席になったとしてもよいと考えているという見方もできるのではないでしょうか。
当日の入場認証というとイープラスが宝塚歌劇の貸切公演でスマチケを導入しています。
ヴィスタリアも何度か申込み観劇をしたことがありますが、申込む時点では１人１枚、譲渡不可というかなり厳しい条件があります。
どうしても観劇できなくなった場合の救済措置として公演の約２週間ほど前にリセールサービスを申込むことができます。
ヴィスタリアがスマチケで観劇した貸切公演はトップスターの退団公演、平日ソワレにも関わらず空席がチラチラとありました。
リセールサービスに申込めなかったスマチケでしょう。
イープラスのスマチケはリセールサービスが限定的でスマホ利用者のみが対象というのはデメリットかもしれませんが、
不正転売防止策としては有用であると言えそうです。
友の会の第１抽選の当日発券・入場認証のみという方法もたしかに転売を防ぐことはできるのかもしれませんが、
チケットの高額転売サイトを見ているとSS席でも転売に出されているものを見かけます。
当日発券して手渡しで法外な値段と交換するとはいったいどんな了見なんだと腹立たしいことこの上ないですが、
これを本気で防ごうとしたら会員１人につき１枚のみの申込みで入場認証に限定するしかないのではないでしょうか。
申込みが２枚以上できたりすべての友の会会員証で入場認証できるわけではないので現実的ではないのかもしれませんが。
不正転売防止はファンとしても歓迎するところではありますが、
当日発券・入場認証のチケットであっても定価以下で譲渡できるチャンスを作ってほしいと願いたいです。
どんなに貴重なチケットでも、どれほど楽しみにしていた公演であっても、やむを得ない事情で劇場に行けない、観劇できないことは起こり得えます。
それに第１抽選の対象はファンなら飛び上がって喜びたいSS席や貴重な公演のチケットですし、ファンであれば「空席にしたくない。空席にしてしまうのが申し訳ない」という気持ちもあると思うのです。
スマチケのリセールのような、譲渡先を友の会員限定でリセールができる仕組みができたらいいなあと思います。
webチケットサービスで友の会限定申込みのページがあるのですからできそうな気がするのですが…。
※ここから追記、訂正になります（2020/2/10）
メッセージにてチケトレでは宝塚歌劇の未発券のチケットを譲渡できる仕組みがあることを教えていただきました。
（教えてくださってありがとうございます。）
未発券（入場認証または当日発券のみ）チケットの出品申請について
事前に出品を希望されるチケットの情報を出品情報記入フォーマットへ記入いただき、出力した画像を保存してください。
・所有状態は「発券前または未到着（支払済） まだチケットがない状態」 を選択してください。
・受取り方法は「店頭発券 購入者が発券」を選択してください。
・発券場所は「会場（当日発券）」を選択してください。
・発券番号は「予約番号」を入力してください。
・購入者の支払い方法は「クレジットカード払い・ケータイ払い」を選択してください。
・チケット画像へは、出品情報記入フォーマットより出力した画像をご登録ください。
※2枚出品される場合は、同じ画像を2枚ご登録ください。
出典： https://tiketore.com/magazines/guide/takarazuka
なおチケトレに出品された友の会の第１抽選の購入者が友の会会員のみという制限はありません。
友の会は年会費があること、第１抽選はなかなか当たらないといった事情を鑑みると第１抽選のリセールを友の会会員に向けておこなうことも会員サービスの向上に大きく付与すると思います。
チケトレを公式的に導入しているので実現の可能性は低そうですが、
公式のWEBチケットサービスの会員向けページで戻りという形で第１抽選のチケットが定価で譲渡できたらいいのに、と思います。
友の会のステイタスがプラチナになった
ところで友の会はステイタス制を導入しています。
入会して幾星霜、定期購読を申込みコツコツと申込み、ようやくプラチナになりました！
これで少しは当選確率が上がるんでしょうか。
ヅカ友さんで驚異的なチケット運を持っている方がいるのですが、プラチナになったという話をしたら
「私もプラチナで当選確率は４％程度」という話を聞いて消費税率よりうんと低いのか……と愕然としました。
これまで本公演の第１抽選、SS席が一度も当たったことがないのですがステイタスアップの威力で今年こそ当たってほしいです。
そのときは万難を排して観劇するつもりですが、どうしても観劇できなくなってしまったときの譲渡方法が公式であってほしいと願わずにいられないのでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ランキングに参加しています。
ポチッとしていただたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
