月組

月組「グレート・ギャツビー」新人公演延期での実施と配役発表

こんばんは、ヴィスタリアです。

月組「グレート・ギャツビー」新人公演の日程変更

劇団のLINEの通知にドキリとしたのですが、新人公演の日程変更のお知らせでした。

月組 宝塚大劇場公演 新人公演の公演日時変更について

月組 宝塚大劇場公演『グレート・ギャツビー』は、すでにご案内のとおり、7月16日(土)の初日を7月22日(金)に変更させていただきますが、
これにともない、8月2日(火)18時開演の新人公演につきましては、8月8日(月)18時開演に変更させていただきます。

当初の公演日時から変更となり、お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。

なお、8月2日(火)18時公演のチケットを宝塚友の会先行販売ならびに一般前売(宝塚歌劇Webチケットサービス)にてご購入済のお客様は
宝塚友の会会員証・QRコードにて、8月8日(月)18時公演をそのままご観劇いただけます。

また公演日時の変更によりご観劇いただけないお客様には、チケット代金の払い戻しを行います。

初日が延期になり、新人公演の配役もなかなか発表にならずお稽古をするのが難しい状況でこのまま中止になってしまうのでは…とハラハラしていましたが、
新人公演の日程変更という新たな策を劇団がとってくれました。

これまでいくつもの新人公演が中止を余儀なくなれてきた流れを変える英断だと思いますし、ありがとう…!と叫びたいくらいです。

またなんとしても新人公演を実施して明日の、明後日のスターを育てたいという劇団の強い意思の表れであり、
新人公演学年の生徒さんの活躍の場、やりがいをきちんと確保したいということなのかなと受け止めました。

本公演だけでは学年の若い生徒さんの活躍の場は少ないですし、ときに男役さんは男役として舞台に立つことも難しいこともあり(ロケットは娘役的な衣装だったりしますし)、
なのにタカラジェンヌでいられる時間は有限ですから。

どなただったかOGさんが「新人公演に命かけていた」とお話されていたのも記憶しています。

その命をかけるただ一度の舞台――新人公演がなくなってしまうことは生徒さんの切実な”いま”にとっても、
夢や目標を抱くための”明日”にとっても大きな損失でしょう。

まだまだ出口の見えない感染症との戦いの中で、こうした柔軟な対応をしながら活躍の場を増やしていかないと音楽学校の受験生も減っていってしまうので…と思うだけによい転換のように思います。

月組「グレート・ギャツビー」新人公演配役の発表

そして延期の上で実施されるということで新人公演の全配役が発表になりました。

まず気になったのは105期のきどちゃん(七城雅)トム・ブキャナン(本役 鳳月杏)を演じることです。

前作「今夜、ロマンス劇場で」で大蛇丸/暁千星を堂々と演じ切り、口跡も鮮やかで七城雅という名前を、存在をしかと覚えました。

タカラヅカニュースの新人公演トークでは愛らしくかわいらしく、抜擢だと思うけれどどんな生徒さんなのかしら…と思っていたら本公演はもちろん新人公演の大蛇丸もすごかった!

早くも主な配役、2番手スターのちなつさん(鳳月杏)のお役に選ばれるのも納得ですし、大いに楽しみです!

きどちゃんもですが、106期のまのんちゃん(花妃舞音)ジュディ・フェイ(本役 きよら羽龍)に配されているのも
月組で流れる時間の速さにはっとしますし、雪組の御曹司計画とはまた違う育成を感じます。

もう一人の主な配役であるニック・キャラウェイ(本役 風間柚乃)は103期のるおりあくん(瑠皇りあ)、美貌の男役さんでした。

るおりあくんは「宝塚おとめ」の好きな役に「桜嵐記」新人公演の足利尊氏(本役 風間柚乃)を挙げておいてで、再びおだちん(風間柚乃)のお役ですね。
楽しみです。

さらに個人的に大いに期待し楽しみしている生徒さんのお名前を挙げてみますね。

102期のみよっしー(柊木絢斗)ヘンリー・C・ギャッツ/運転手(本役 英真なおき)、絶対うまい!

そして106期のめいめい(涼宮蘭奈)、ショー「FULL SWING」の「No Rain,No Rainbow」の場面で名前を覚えた男役さんがデイジーの従兄弟エディ・ニコルソン(本役 彩海せら)を演じます。

かわいらしいお顔立ちからして気になっている男役さんなので注目したいです。

そして月組はトップ娘役のうみちゃん(海乃美月)が最強の娘役でありたおやかさ、美しさに毎度魅せられているのですが、
娘役スターである(彩みちるちゃんじゅりちゃん(天紫珠李)もしっかりと実力を備え、娘役スターさんとして活躍しています。

で、102期のゆうきちゃん(蘭世惠翔)ジョーダン・ベイカー(本役 彩みちる)
103期の白河りりちゃんマートル・ウィルソン(本役 天紫珠李)と歌唱力ばっちりの娘役さんが配されました。

特に、前作「今夜、ロマンス劇場で」の新人公演を生観劇できた際に強く印象に残ったこともあって白河りりちゃんがどのようにトム・ブキャナンの愛人マートルを演じ生きるのか楽しみで楽しみで…!

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りりちゃんは「今夜、ロマンス劇場で」で一度聞いたら忘れられない「悪魔祓い」のナンバーを
本公演と新人公演で違う役として歌うことになって見事に歌い分けた演技派の歌姫です。

こうして配役が発表になると本公演はもちろんのこと新人公演も楽しみで仕方ありません。

どうか無事に、これ以上中止も延期もなく舞台の幕が上がりますように。

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