こんにちは、ヴィスタリアです。
ヴィスタリアは宝塚歌劇以外にも趣味活動をしているのですがそちらが佳境を迎えています。
ブログの更新頻度が下がったりすぐに記事が書けないこともあるかもしれません。
2019年後半の月組の公演スケジュールを見て思うこと
先日月組の10~12月の本公演がミュージカル「I AM FROM AUSTRIA」の日本初演であることが発表になりました。
また夏の青年館・ドラマシティ「チェ・ゲバラ」がイシ様(轟悠)の主演公演であることも発表になりました。
この2つを見て、非常に複雑ではありますが「よかった」という気持ちがぱっと浮かびました。
たびたび書いていますがヴィスタリアは美弥るりかちゃんが大好きです。
るりかちゃんは「夢現無双/クルンテープ」の大千秋楽で卒業されます。
るりかちゃんの卒業前の”はなむけ”でもあった主演公演「アンナ・カレーニナ」は東上せずバウホールのみでの上演でした。
ふつうであれば東上主演という選ばれたスターさんにしかできないことにどなたかが決まれば、おめでたいしうれしいニュースとして受け止めます。
しかし月組の2番手をつとめる るりかちゃんの卒業した後、るりかちゃんの主演では無かった東上公演に月組のどなたかが主演をするというのは、すくには手放しに祝福しにくいと思ってしまうのです。
それが専科からイシ様が主演されるのであれば、このモヤモヤとした、100%祝福できない気持ちを感じなくてすみます。
また次の月組本公演「I AM FROM AUSTRIA」が一本ものだったことも、2番手羽根を背負ってパレードで大階段を下りてくるスターさんがいないことに「よかった」と思う気持ちがあります。
1本物のパレードで羽根を背負っているのはトップスターのみです。
コメントをいただきましたが、10数年ぶりに宝塚ファンに復帰してこの一年の間に見た「ポーの一族」「エリザベート」「ファントム」のパレードがそうであった、という意図で書きました。
公演を見ればどなたが2番手は一目瞭然なのかもしれません。
しかし羽根という目に見えてわかりやすい象徴ではっきりと”このスターさんが月組の2番手です”と提示されるのは、もう少し待ってほしいという気持ちがあるのです。
誰かが退団すれば別の誰かがそのポジションにつく、宝塚歌劇はそうやって続いてきた、それはたしかです。
それでも2番手スターのままトップスターにならずに退団するということの影響は大きく、次の2番手が生まれるまで少し時間がほしいという気持ちがあります。
羽根という”記号”の変化?
ところでこれを書いていて一つ疑問に思ったことがあります。
パレードの羽根はいつからトップスター・トップ娘役・2番手が背負うようになったのかということです。
ヴィスタリアが第一次ヅカファン生活を送っていた80-90周年ころは、3番手以下のスターさんも羽根を背負っていたような気がします。
映像資料がないため観劇の記憶を頼りに書いていますが、最近は羽根を背負うのは2番手までで3番手以下は肩にかけるタイプの羽根飾りが多いような気がします。
月組「BADDY」でれいこちゃん(月城かなと)が、星組「ESTRELLAS」で七海ひろきのお兄様が3番手として羽根を背負っていますが、珍しいことのように思います。
またトップスターの羽根がより一層豪華に、凝ったものになっているとも感じます。
羽根に限らず宝塚歌劇の舞台は記号がちりばめられていますが、羽根という”記号”の意味が重くなっているのではないでしょうか。
だから月組でどなたかが2番手の羽根を背負うのを見るのに少し時間がほしいと思うのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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