こんばんは、ヴィスタリアです。
雪組和希そら「双曲線上のカルテ」で2度目の東上主演
秋の雪組全国ツアー「愛するには短すぎる/ジュエルド・パリ!!」と同時期の別箱公演が発表になりました。
雪組公演
■主演・・・和希そら
◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2023年8月28日(月)~9月5日(火)
◆日本青年館ホール:2023年9月11日(月)~9月19日(火)
座席料金…S席8,300円 A席5,000円
ミュージカル・プレイ『双曲線上のカルテ』
~渡辺淳一作「無影燈」より~
監修・脚本/石田 昌也
潤色・演出/樫畑 亜依子
2012年に雪組の早霧せいな主演で上演された『双曲線上のカルテ』は、渡辺淳一の医療小説の傑作「無影燈」を、イタリアに舞台を移しミュージカル化した作品。
一流の腕を持つ外科医でありながら、エリートコースを捨て個人病院で働くフェルナンドは、夜勤中でも酒を飲み、数々の女性と浮名を流す異端児であった。
孤独な影を秘め、常識にとらわれない行動で病院内に多くの敵を作るフェルナンドだったが、彼なりのやり方で真摯に患者と向き合う姿に、看護師のモニカは次第に恋心を抱くようになっていく。
だが、フェルナンドは、ある秘密を抱えていた……。
フェルナンドとモニカの恋愛を軸に、真の医療とは、愛とは、そして命とは……という深遠なテーマを真正面から描き出すヒューマンドラマ。
和希そらくんが「心中・恋の大和路」に続いて2度めの東上主演です!
そらくん、おめでとうございます!!
「心中・恋の大和路」はコロナ禍で公演中止があり、自分自身も楽しみにしていた観劇が夢のまま…になってしまいました。
そらくん主演のバウ「夢千鳥」もまた公演中止、無観客での上演という悲しいことがありました。
今度こそそらくんの主演作品が一度も中止になることなく完走できて、多くのファンの方々が観劇できることを心から願います。
もちろん自分も絶対に観劇します。
多くの人が待っていることを思うとチケットが大変そうですがなんとしてもがんばります!
そのくらいそらくんの主演の舞台を観てみたいんです。
「心中・恋の大和路」が観劇できなかったこと、本当に悲しかったんです。
「双曲線上のカルテ」は未見なのですが、原作ありもの、石田先生の作品を若手の演出家が潤色・演出するというのは花組バウ・ワークショップ「殉情」と同じパターンですね。
「殉情」を潤色・演出した竹田悠一郎先生のお仕事はもう一歩ではなかったか…という思いが正直拭えませんでした。
今回の樫畑亜依子先生は花組全国ツアーで柴田先生の「哀しみのコルドバ」を潤色・演出されています。
この新しい「哀しみのコルドバ」はセット、衣装、加えられた台詞などからいまの時代に見やすい光をあてたと感じ、心に残りました。
なので石田先生の作品を樫畑先生がどのように、どの程度まで潤色・演出するのかも気になるところです。
花組聖乃あすか主演「舞姫」配役の発表
昨日東京宝塚劇場で「うたかたの恋/ENCHANTEMENT」大千秋楽を迎えたばかりの花組さん、早くもバウ「舞姫」の全配役が発表になりました。
集合日も間もなくということでしょうか。
まさか全配役が発表になったからといって大千秋楽の翌日に集合しているなんてことはないでしょう。
2008年花組のキャストと並べてみます⇣
役名 | 配役 | 2008年花組 |
太田豊太郎[法学を学ぶ為にドイツに渡る日本陸軍所属の国費留学生] | 聖乃あすか | 愛音羽麗 |
エリス・ワイゲルト[ヴィクトリア座の踊り子。生涯、忘れえぬ豊太郎の恋人] | 美羽愛 | 野々すみ花 |
天方伯爵[政府の重鎮である政治家、軍人。次期首相と目される] | 一樹千尋 | 星原美沙緒 |
ローザ・ワイゲルト[エリスの母親] | 万里柚美 | 光あけみ |
太田倫[豊太郎の母] | 美風舞良 | 梨花ますみ |
ドクトル・フォン・ヴィーゼ[日本滞在経験を持つ法学博士。豊太郎の師、よき理解者] | 和海しょう | 紫峰七海 |
黒沢玄三[ベルリン駐在の陸軍長官。豊太郎の上司] | 紅羽真希 | 白鳥かすが |
相沢謙吉[豊太郎の東大時代からの旧友。天方大臣の秘書] | 帆純まひろ | 未涼亜希 |
岩井直孝[衛生学を学ぶ国費留学生、軍医。人は良いが小心者] | 泉まいら | 日向燦 |
ミリィ[芳次郎の恋人。売れっ子の絵のモデル] | 咲乃深音 | 華月由舞 |
丹波照磨[政治学を学ぶ国費留学生、官人。華族出身で気位が高い] | 愛乃一真 | 夕霧らい |
馳芳次郎[西洋の美術を学ぶ為、私費でベルリンに暮らす画家] | 侑輝大弥 | 華形ひかる |
大河内勲[軍事学を学ぶ国費留学生、軍人。策士で世渡りが上手い] | 太凰旬 | 祐澄しゅん |
太田清[豊太郎の妹] | 詩希すみれ | 舞城のどか |
マチルダ・フォン・ヴィーゼ[ドクトル・ヴィーゼの娘] | 二葉ゆゆ | 舞名里音 |
フラウ・シュミット[面廊の女主人] | 琴美くらら | 愛純もえり |
アーニャ[ヴィクトリア座の踊り子] | 美里玲菜 | 瞳ゆゆ |
青木英嗣[ドイツ留学に旅立つ若者]/ホットワイン売り[歌手] | 美空真瑠 | 彩城レア |
カール[カフェのボーイ] | 夏希真斗 | 輝良まさと |
ケティ[ヴィクトリア座の踊り子] | 稀奈ゆい | 白姫あかり |
大学時代の豊太郎 | 遼美来 | |
幼い豊太郎 | 七彩はづき |
植田景子先生のこだわりか、初演のときから役名がかわっています。
原芳次郎→馳芳次郎
マリィ→ミリィ
個人的にとってもうれしかったのが大好きなまっつさん(未涼亜希)の演じた相沢謙吉役を大好きなホッティー(帆純まひろ)が演じるということです。
芝居も歌も巧くてかっこいいまっつさんが演じたお役だなんて…じーんとしてしまいます。
当時はヅカファンをお休みしていましたし「舞姫」の映像も見たことがないのですが2番手的な役どころということでいいでしょうか。
(スチール、舞台写真など出ると期待していいでしょうか…)
原作の最後の一文で触れられているあの相澤健吉ですね。
嗚呼、相沢謙吉がごとき良友は世にまた得がたかるべし。
されど我脳裡に一点の彼を憎むこころ今日までも残れりけり。
3番手的な役どころがだいやくん(侑輝大弥)演じる馳芳次郎でしょうか。
ポスターのほのかちゃん(聖乃あすか)の白い軍服も美しく、
耽美を得意とする植田景子先生の久しぶりの花組公演を楽しみにしています。
読んでいただきありがとうございました。
押して応援していただたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓