こんばんは、ヴィスタリアです。
珠城りょう様 涙の退団会見
たま様(珠城りょう)の退団会見が各メディアで報じられました。
日刊スポーツさんが詳しく報じてくれています。
スポーツ報知さんも詳しいです。
毎日新聞さん↓
朝日新聞さん↓
目を真っ赤にして泣いているたま様のお写真を見て、そして会見のお話を読んでいるうちにこちらの目頭も熱くなりました。
「たま様、泣かないで」と言いたいような、「泣きたかったら気が済むまで泣いてね」とおこがましくも声をかけたいような、2つの気持ちがあります。
たま様がトップスターになってからの日々、計り知れないくらい大変なことがあったであろうことは想像することはできます。
しかしそれが如何ほどのものであったかは客席の一ヅカファンからは想像できないくらい壮絶なものだったのかもしれません。
幸せなこと以上に悲しいことや苦しいこともいっぱいあったけど、この先の人生を送るうえでも乗り越えたことは大きかった。
トップスターの退団会見でこれほどはっきりと、幸せなことりも悲しいことや苦しいことの方が多かったと語られたのは異例ではないでしょうか。
たま様の歩んできた道がどれほど困難なものであったのか、どれほど大きなものを乗り越えてきたのかが窺える言葉で、その重みがズッシリときます。
研9という異例の学年でのトップスター就任、人気を誇った相手役、上級生の2番手スターという状況に加え、
「グランドホテル」「All for One」「エリザベート」「I AM FROM AUSTRIA」と大作や海外ミュージカルの主演が続きました。
「アーサー王伝説」「雨に唄えば」「ON THE TOWN」と別箱でも海外ミュージカル作品が多かったです。
記事にもありますがたま様がご卒業されるのは研13の終わりで、この学年でトップスターに就任される男役さんも数多くいますし、就任学年として標準的とさえ言えると思います。
その研13という学年にたま様はすでにトップスターとなり4年以上のキャリアを積んでいることになります。
退団発表が通常よりも早いタイミングであるこの異例さもまた、たま様、月組ならではなのかもしれません。
平坦なところなどどこにもなかったのではないかというくらい険しい道を4年以上拓き続けてきたたま様に「素敵な舞台をありがとう」「最後までたま様らしく舞台に立ってほしい」と声をかけたいです。
珠城りょうと美弥るりかは一蓮托生
ヴィスタリアは美弥るりかちゃんのファンでたまるりが大好きなのでどうしてもそういう視線で見てしまいます。
記事によるとたま様が退団を考えるようになったのはるりかちゃんのご卒業公演「夢現無双/クルンテープ」のときだったそうです。
昨年4月「夢現無双」で、2番手として支えてくれていた美弥るりかが退団し、新しい月組が誕生した。涙で声を震わせつつ退団を意識した時期を明かした。
「今まで耐えて、背負ってきたもの、少しずつ…おろしていっていいのかなって…思うようになった」
この公演はいろんなことがありました。
初日から間もなくショー「クルンテープ」の楽曲差し替えがあり、東京公演中にれいこちゃん(月城かなと)が休演、
たま様ご自身も怪我をおして舞台に立っていた時期がありました。
お芝居の立ち回りでもショーのダンスでもハラハラする瞬間があり、客席で祈るように見ていました。
休ませてあげたい、でも休めないのもわかる、そしてたま様が舞台に立たれている以上それを応援することしかできない…心がぐるぐるぐちゃぐちゃでした。
数日後に観劇した際にデュエットダンスのダイナミックなリフトが復活していたときは安堵して大きな拍手を送りました。
当時、るりかちゃんに1作でもいいから本公演で主演をしてほしかったという気持ちがあり、いくつものifを考えました。
Ifたちは退団後のるりかちゃんのインタビューを読んでご本人の望みがそこになかったこと、退団への心情の経緯を知って完全に昇華されました。
このるりかちゃんの渾身のインタビューでもたま様への特別な思いが語られています。
また在団中から、そして退団後のるりかちゃんがたま様との特別な絆について語るのを見て、舞台のお2人を見て、2番手のるりかちゃんのトップスターはたま様しかいないと強く思っていました。
「グランドホテル」「BADDY」「エリザベート」、るりかちゃんファンとして大好きな、思い入れのある作品です。
そしていずれもたまるりだからこそ作り上げられた世界に引き込まれました。
るりかちゃんのオットーにたま様のガイゲルン男爵だから、るりかちゃんのスイートハートにたま様のバッディだから、るりかちゃんのフランツにたま様のトートだから、こんなにも感動し、ますます好きになりました。
なにより忘れられないのは「夢現無双/クルンテープ」大千秋楽のカーテンコール、緞帳前にたま様がるりかちゃんを連れて来てくれたことです。
るりかちゃんはしきりと「りょうちゃんの愛で私はいま、ここにいます」と言っていました。
おそらくですが、緞帳前は主演者しか出てはいけないというような決まりがあるのではないでしょうか。
それを押し切ってたま様がこのようなことをしてくれたのだと思っています。
4月にスカイステージで放映がありますがちゃんとこの緞帳前まで放映してよ、そうじゃなくちゃあ意味がないんだよ、と思っています。
先日スカステ難民から脱しましたので正座待機して見たいと思っています。
珠城りょう様のIfは考えない
たま様がトップスター就任が異例の早期であることは前述しましたが、もしも“平均的“なトップスターのように研12〜15くらいの就任であったらーー。
このifは考えません。考えても意味がないと思うからです。
ヴィスタリアがヅカファンに復帰したのは「カンパニー/BADDY」でしたので2016年頃の月組がどうであったのかを知りません。
が、お披露目公演「グランドホテル」のガイゲルン男爵のいかがわしい色気と品のある色気の鮮烈さ、完成度を見れば(映像でですが)、なんら早すぎることはなかったように思うのです。
その後「BADDY」「エリザベート」といまの月組でしかできない作品の主演を張り、「I AM FROM AUSTRIA」日本初演を成功に導きました。
またたま様にはたま様というジャンルがあったといいますか、それは夫、旦那さんにしたいというものだったのかなあと思います。
いや、そこからの大胆な色気のギャップがたまらなかったのだと、「BADDY」のバッディ、「雨に唄えば」のドン・ロックウッドの色男っぷりに思います。
こうして書いていると「赤と黒」をなぜ遠征しなかったのか悔やまれます。
ジュリアン・ソレルはたま様のまっすぐなイメージから遠いような気がしていたのですが、たま様の大胆に放たれる色気に合っていたのかもしれません。
それを劇場で目撃しなかったことを悔いています。
ディナーショーは楽しいひと時になる
本日、たま様のディナーショーの出演者が発表になりました。
出演者はちなつさん(鳳月杏)、まゆぽん(輝月ゆうま)、やすくん(佳城葵)、ギリくん(朝霧真)と、
学年を問わず仲の良い男役さんが揃いました。
これはもうね、最高に楽しい時間になること間違いなしです。
美弥るりかちゃんの退団前のディナーショー「Flame of Love」とまったく同じパターンですから、ディナーショーで大いに笑って泣いて大感動しましたのでわかるんです(言い切る)。
このブログをご覧いただいている方はご存知かもしれませんが、ヴィスタリアはやすくんとギリくんに目を奪われがちなこともあって、行きたい!という気持ちが高まっています。
またファン歴が浅い身としてはちなつさんとたま様が仲良くしているところをあまり目撃できていないので、見てみたい気持ちもあります。
たま様と出演者のファンの方のための貴重な機会だと思いますが、今回ばかりは電話をかけてがんばってみようかな…と思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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