こんばんは、ヴィスタリアです。
赤坂ACTシアターがハリー・ポッター専用劇場に
先日気になるニュースがありました。
赤坂ACTシアターが2021年後半より改修に入り、翌2020年夏からハリー・ポッター専用劇場として「ハリー・ポッターと呪いの子」を無期限上演するというニュースです。
記事によると交渉は4年前から行われておりTBS・ホリプロ側が承諾したとのことです。
ヅカファンとして最初に思ったのは宝塚歌劇が上演されるよき劇場がなくなってしまうという深い悲しみです。
宝塚歌劇団の専用劇場である東京宝塚劇場以外の首都圏で宝塚歌劇が一定期間上演される劇場(いわゆる外箱、別箱)はいくつかありますが、
赤坂ACTシアターはもっともいい劇場、好きな劇場なのです。
駅からのアクセス、日比谷からのアクセス、舞台の見え方、劇場内の動線(エレベーターを使わなくていい)といった点でストレスがありませんし、
別箱では珍しく当日券の発売があるのも大きなポイントです。
そんなよき劇場である赤坂ACTシアターでミュージカルが、宝塚歌劇が上演されることがなくなってしまうと思うと落胆せずにいられません。
ACTシアターで公演があるとTBSのテレビやラジオで制作発表や特別番組があるのも楽しみでしたが、それもなくなってしまいます。
首都圏の好きな劇場を考えてみる
好きな劇場はどこなのか、どの劇場で宝塚歌劇を見たいかをあらためて考えたくて、
ここ1〜2年の観劇経験をもとにそれぞれの劇場の印象をまとめてみました。
何度か行った劇場もあれば1回しか行けていない劇場もあります。
舞台の見え方は劇場の最上階の後方から見たときの主観です。
A席・B席を取ると大体この辺りに座ることが多いのです。
なお並び順も完全に主観で「この劇場で上演だったらうれしい」と思う順番にしています。
名称 | 席数 | 舞台の見え方 | 最寄駅・徒歩 | ポイント |
赤坂ACTシアター | 1,324(1階890/2階434) | ◯ | 赤坂駅1分 | 当日券あり。劇場内動線○ |
国際フォーラムC | 1,502(1階739/2階363/3階400) | ◯ | 有楽町駅1分 | 座席と設備ゆったり。B席あり |
日本青年館 | 1,249(1階811/2階434) | △一部に手すり | 外苑前駅5分 | 劇場内動線× |
KAAT | 1,187(1階778/2階189/3階220) | △舞台が遠い | 日本大通り駅5分 | 劇場が日比谷から遠い |
シアターオーブ | 1,972席(1階1,186/2階521/3階265) | ×手すりあり | 渋谷駅直結 | 駅直結だが上方向に遠い。B席あり |
Brillia HALL | 1,300(1階753/2階263/3階284) | ×手すりあり | 池袋駅4分 | 舞台機構の音も煩い。B席なし |
席数はKAATの約1200〜シアターオーブの約2,000席まで幅がありますが、やはり2階席までの劇場は舞台が近くて見やすいと感じます。
シアターオーブと東京宝塚劇場(2,069席)の席数は大きくは変わりませんが、舞台の見え方は相当違うのだとあらためて思いました。
3階席であっても国際フォーラムCホールは比較的見やすい上にB席料金があってありがたいです。
また国際フォーラムは座席のクッションがよかったり通路が広めだったり、設備がゆったりしているのもうれしいです。
同じ3階席でも席数が多いシアターオーブは舞台がとても遠い上に手すりもあって見にくいですが、やはりB席料金ということで納得しせています。
(シアターオーブはアクセスがあまりよくない(エレベーターにかなり並ぶ)のが気になります。)
最下位にしたのは池袋の東京建物Brillia HALLです。
3階席から舞台が遠いだけならKAATと変わらない、むしろアクセスの点で上位にしたのですが、
手すりが非常に邪魔で見切れが発生する上に、舞台機構の転換の音がガタゴトと壁から聞こえてくるのが耐え難いです。
総席数の関係からかB席の設定がありませんが、B席料金(3,000円)とは言いませんが500円でもいいから他の劇場のA席料金と差をつけてほしいと思うくらいです。
もうすぐ月組「出島小宇宙戦争」を観劇するのですが、ようやく確保できた席が3階席後方で、また手すりと音との戦いになりそうです。
貴重なチケットなので大切に観劇しますし観劇できるだけでもありがたいことなのですが、
Brillia HALLの舞台の見えにくさはなんとかならないものかという気持ちを消去することはできません。
豊島区が宝塚歌劇の招致に力を入れ、これからもこの劇場で宝塚歌劇が多く上演されるであろうことを思うと、柿落としから間もない劇場ですが改修・改善を望みたくなります。
2021年度は東京宝塚劇場が長期休業
まだ劇団からは何の発表もありませんが、2021年度には東京宝塚劇場が舞台設備の更新に伴い長期休業することが阪急阪神ホールディングスの2018年度決算説明会資料に記載されているそうです。
どこか別の劇場を借りて公演するのかなと思っているのですが、東京宝塚劇場といい赤坂ACTシアターといい、2021年は馴染みの劇場と一度お別れすることになりそうです。
設備の更新ではありませんが、東京宝塚劇場の上のフロアに1,300席くらいの専用劇場(中劇場)ができたらどんなにいいだろうと夢を見たくなることがあります。
バウ作品も上演したりライブビューイング会場にしたり…と夢を見たくなりますが、予算や採算といった大きな問題があるので絵空事に過ぎないのですが。
東京宝塚劇場の休業はおそらく2021年の公演スケジュールとあわせて発表になるのでは?と思っているので今後注目したいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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