こんばんは、ヴィスタリアです。
花組トップ娘役華優希さんの退団会見
花組トップ娘役はなちゃん(華優希)の退団会見が各メディアで報じられました。
白いワンピース姿でアップスタイルのはなちゃん、とてもかわいくて清楚で素敵です。
デイリーさん↓写真5枚
スポニチさん↓
日刊スポーツさん↓
抜粋になりますが、明日海りおさんへは「私にとっては偉大すぎる方」柚香光さんへは「本当に愛情の深い方」。
退団を発表した花組トップ娘役・華優希さんの会見での言葉、ぜひ読んでみてください。
記事はこちら↓
花組トップ娘役の華優希が退団会見「愛いただいた」 https://t.co/zizYSZ7gpm pic.twitter.com/TodXbEY85g— ベルちゃん@ニッカン宝塚 (@nstakarazuka) November 17, 2020
スポーツ報知さんが詳しく報じてくれています↓
花組トップ娘役・華優希さんの退団会見が開かれました。記者が宝塚担当に久々に復帰した2014年の入団組。時の経つ早さを痛感します。来年7月まで、明るく全力で駆け抜けられるよう祈りたいですhttps://t.co/NqHim1grSQ
— スポーツ報知・宝塚歌劇担当 (@hochitakarazuka) November 17, 2020
「DANCE OLYMPIA」の稽古中に卒業を決心し、柚香に報告したという。
「明日海さん、柚香さん、本当に素晴らしいお2人の相手役を務めさせていただき、
私にはもったいないほどの幸せを与えていただきました」。
柚香には「最後まで一緒に頑張って、“濃い学び”をしていきましょう」と声をかけられたという。
花組メンバーには「はいからさんが通る」の東京千秋楽の数日前に発表。
「『驚いた』と声をかけてくださる方が多くて。
今は楽屋でも密にお話しできる状態ではないのですが、温かいいお言葉をいただいて、さらに感謝の気持ちに包まれました」。
同期の宙組トップ娘役星風まどかには「直接会って話したい」と東京公演の前に対面して報告。
星風は「とにかく寂しい」と惜しんだという。
トップ娘役華優希を思う 相手役を幸せに見せること
会見の記事を読むと、相手役のみりおちゃん(明日海りお)、れいちゃん(柚香光)に対してどこまでも謙虚なのが伝わってきます。
特にみりおちゃんは学年も一回り以上離れていて
長くトップスターをつとめた偉大な存在で、
相手役をつとめるのは大変なものを背負わずにいられなかったのではないでしょうか。
はなちゃんのトップ娘役お披露目は横浜アリーナ「恋スルARENA」でした。
特別な会場の特別な公演でいかばかりの緊張だったでしょう。
みりおちゃんが「恋するニューヒロイン」と紹介していましたっけ。
自分はアイドルグループのファンをしていた時期があったので
「恋するフォーチュンクッキー」ははなちゃんにぴったりで、
また「Delight Holiday」でメドレーで披露された「フライングゲット」との違いを味わってもいました。
どちらもそのときの生徒さんにぴったり、
みんな違ってみんないいとはこのことだと思ったのです。
本公演はみりおちゃんの退団公演「A Fairy Tale/シャルム!」がトップ娘役のお披露目でした。
植田景子先生の脚本は???でしたが
はなちゃん演じるシャーロットには心を動かされましたし、泣きもしました。
このときは歌はかなり自信がなさそうで客席で「がんばって!」と思っていました。
そしてダンスはあまり得意ではないことがわかり「…がんばれ!!」と思っていました。
しかしその後「DANCE OLYMPIA」でダンスを相当がんばったことは伝わってきました。
歌も「はいからさんが通る」で日を追うごとに自信を持って歌えるようになってきたのが伝わってきて、
はなちゃんらしくていいんだよ、このまま輝いてね、思っていました。
そりゃあ卓越した技術のあるダンスうまさんや歌うまさんの舞台を見れば魅せられ感動します。
できないよりはできた方がいいことでもありますし、できる生徒さんのファンになることもあります。
でも自分は宝塚歌劇の舞台にそれだけを求めているわけではなくて、
生徒さんが進化したり成長する瞬間を目撃すること、
そしてその生徒さんにしかできない心のある表現に揺さぶられる瞬間との邂逅を求めています。
そうでなかったらこんなに熱狂しないし何度も同じ演目を見ない気がします。
(逆にどんなに技術が卓越している生徒さんでも自分の琴線に触れなければファンになることはありません)
はなちゃんは正に成長とはなちゃんにしかできない心のある表現を見せてくれる娘役さんでした。
そんなはなちゃんが成長し花開いていくのをもう少し見たかったと思います。
ちょっと…いえ、あまりにも早い気がします。
相手役のれいちゃんとの並び、芝居の相性がいいことも尚のことそう思います。
なんとなく勝手に、前星組トップコンビのべにあー(紅ゆずる・綺咲愛里)のような
ヴィジュアルも心も寄り添った多幸感にあふれるコンビになるのではと夢見ていました。
今日のタカラヅカニュースで放映された「はいからさんが通る」大千秋楽のデュエットダンスが終わって拍手⇢暗転⇢ライトがついての
れいちゃんが愛おしそうにはなちゃんと見つめ合ってのおでこコツンを見ると尚のことです。
はなちゃんは隣にいる男役さんを幸せに見せる娘役さんであり、心に心で返す表現者なのではないかとも思います。
トップ娘役就任前ですが「CASANOVA」の新人公演でベアトリーチェ(本役 仙名彩世)を演じたはなちゃんが強く印象に残っています。
本役のゆきちゃんとは違う役作りを見せ、
まっすぐに恋を投げかけたジャコモ・カサノヴァ/帆純まひろ(本役 明日海りお)にまっすぐに思いを投げ返したはなちゃんのベアトリーチェでした。
新人公演初主演のホッティー(帆純まひろ)と何度も何度もお稽古したという信頼感も伝わってきて、
相手役がはなちゃんでよかったねと思ったものでした。
そして何度も組んできたというれいちゃんの相手役にこれほどしっくりくる娘役さんは、
れいちゃんを幸せに見せてくれる娘役さんははなちゃんをおいていなかったのではないでしょうか。
星風まどかちゃんのこと
また記事では同期でトップ娘役の星風まどかちゃんには退団を直接伝えていたというのにも胸がいっぱいになりました。
まどかちゃんはこのことを胸に「アナスタシア」のお稽古と舞台に臨んでいらしたのですね。
お二人が宝塚GRAPH2020年3月号の表紙を飾ったときの対談で
はなちゃんがまどかちゃんのことを手放しで褒めたたえていたのが忘れられません。
かなめちゃん(星風)は入団直後からずっと活躍していて、ただただすごいなと思っていたけれど、同じ立場に就かせてもらってからは更に思う!
同期だけど、この立場では大先輩だから「タカラヅカスペシャル2019」でも勉強させてもらうことしかなかった!
自分は発売当時これを読んでいてすごく苦しかったんです。
というのも、穿ちすぎかもしれませんが、花組トップ娘役としてのはなちゃんへの風当たりの強さもあって
はなちゃんが自分は何もできないと言っている裏返しのように聞こえたんです。
歩んできた道は違えどこのお2人にしかわかり合えないものがあったり
またはなちゃんまどかちゃんのことをどれだけ心強く思っていたか。
本日ミュージックサロンの開催も発表になり、
はなちゃんがはなちゃんらしくステージに立つのを最後まで応援したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ランキングに参加しています。
ポチッとしていただたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓