おはようございます。ヴィスタリアです。
月組「夢現無双/クルンテープ」大千秋楽おめでとうございます
今日6月9日は月組「夢現無双/クルンテープ」大千秋楽です。
月組さん、大千秋楽おめでとうございます。
れいこちゃん(月城かなと)の休演などいろいろなことがあったかと思いますが、こうして大千秋楽を迎えられたことに一ファンとしてほっとしています。
どうか最後の最後まで月組生一人ひとりがご自分らしく舞台で輝かれ、無事に幕がおりることを心から祈っています。
大千秋楽のあとはいつものようにすぐに「ON THE TOWN」「チェ・ゲバラ」の集合日が来るのかもしれませんが、どうか1日でも長くお休みがあって月組生のみなさまが心身を休めることができますように。
おだちん(風間柚乃)、ゆうきくん(蘭世惠翔)、るねちゃん(夢奈瑠音)、れんこんくん(蓮つかさ)をはじめ代役に入られた生徒さん、すばらしい舞台でした。
たま様(珠城りょう)をはじめ絡みのあった生徒さんも大変だったでしょう。
月組の底力、総力を目の当たりにしました。
月組が大好きです。月組バンザイ!!
れいこちゃん、あなたは月組に欠かせない男役さん、スターさんです。
あの美貌とえくぼとたしかな演技と歌、ダンスが見たいです。
元気になられて「I AM FROM AUSTRIA」で舞台に戻って来られる日を心から待っています。
美弥るりか様のご卒業公演はいろいろなことがあった
そして今日は美弥るりかちゃん、さやかさん(響れおな)、玲実くれあさん、おとちゃん(音風せいや)が宝塚歌劇団をご卒業されます。
ご卒業おめでとうございます。
とうとうこの日が来てしまいました。
時間がとまってくれたらどんなにいいだろうと、1月29日の退団発表からなんども思いました。
思い返してみるといろいろなことがあった公演でした。
大千秋楽までこんなにハラハラする公演はそうないのかもしれません。
大劇場で幕が上がってほどなくショー「クルンテープ」で楽曲変更がありました。
ヴィスタリアの永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)の黒燕尾の振付、思い入れのある曲に大感動していたのでショックでもあり、美園さくらちゃんのアイドルソングがキュートで大好きだったので残念にも思いました。
(そもそも藤井先生のショーと発表になったときからヤンさんが振付に入られることを熱望していたので、それが大切な黒燕尾かつお披露目公演のデュエットダンスで最高にうれしかったです。)
大劇場千秋楽はライブビューイングで見て、ディナーショー「Flame of Love」に行き、東京では初日近くから前楽まで毎週観劇しました。
1階前方、後方、2階センターからはじっこ、S、A 、B席、ありとあらゆる席で観劇し、初めてのSS席も経験しました。
3列目から見るるりかちゃんの美しさは息をのむばかりでした。
毎週のようにるりかちゃんに会っていて、イベントがたくさんあって、このあたりまでは楽しい気持ちも大きかったような気がします。
最後のお茶会では一番聞きたかった言葉を聞くことができました。
れいこちゃんの休演があり、るりかちゃんもお茶会でお話されていたようにお風邪を召されたりさまざまなことがあって、
「どうか大千秋楽まで無事に…」と思うようになったあたりから残りの観劇回数も減り、さみしい気持ちや「やめるのをやめてほしい」気持ちが大きくなってきて、覚悟ができていない自分に気づきました。
観劇のたびに舞台のるりかちゃんの輝きが増していって、ちょっと信じられないくらいの美しさ、特別な空気をまとっていて、この舞台をもう見られなくなるとたまらなかったのです。
どなたかのブログで「退団を決めると美しさが爆発する」というフレーズを見かけたことがあるのですが、まさに美しさが爆発しているんです。
男役をきわめた美しさはもちろんのこと、言葉にしきれない、神々しい美しさがありました。
るりかちゃんが「男役道」で自分で空気に色をつけて動かすというお話をされていたかと思うのですが、そのるりかちゃんの動かされている空気が言葉にできないくらい特別で、神がかっていて、奇跡を目にしているとも思うほどでした。
今日は前楽を劇場で、千秋楽は隣の映画館で見ます。
千秋楽はどうしてもあきらめられなくて当日券の電話を必死でかけたのですがつながりませんでした(涙)。
ライブビューイングもチケット難のなか見られることがありがたいですし、るりかちゃんの最後の日の舞台をしっかり見届けてきたいと思います。
瑠璃色の伝説を忘れない
ヴィスタリアのファン歴は浅く、たまたま観劇した「BADDY」で10数年ぶりにヅカファンに復帰し、スイートハートのるりかちゃんのファンになりました。
なので最後の1年しか観劇できていませんしスカステ難民かつ円盤にかける予算もなく映像でもあまり作品を見られていません。
それでもるりかちゃんの舞台を忘れないと強く思うのです。
「グランドホテル」のオットーの命の最後のきらめきがほとばしるような演技、憧れのかなめさん(涼風真世)のサヨナラ公演の大切な役をできていることの喜びが重なった特別な輝きを忘れません。
「カルーセル輪舞曲」で初めて背負った2番手羽根、忘れません。
テキーラの場面がかっこよくて、中詰は力の抜き具合がしゃれていて、芯となる場面があってうれしくなりました。
「All for One」の世紀の色男アラミスを忘れません。アラミス神父に懺悔したい!
「BADDY」のスイートハートの型破りな役と色気、高笑いと色気(あ、好きすきで2回書いてしまいました)を忘れません。
客席を上から見やるような視線、フィナーレの総踊りのポージング、ピンクのベルベットのスーツの世界一の着こなし、最高でした。
「雨に唄えば」のたまらなくキュートでかわいくて軽快なコズモとたま様ドンとの仲の良さと息の合ったタップ、そしてフィナーレで一気に濃くなる色気とのギャップを忘れません。
「エリザベート」のフランツ・ヨーゼフの繊細な芝居、死刑囚の母と自身の母ゾフィーとの間で揺れる葛藤、向けた背中。
エリザベート/愛希れいかへの深い愛、彼女を巡ってのたま様トートとの対立、最終答弁を忘れません。
休演のニュースは本当に心配で、復帰のニュースには喜んで、大劇場千秋楽のライブビューイングで元気に舞台に立たれている姿を見たときは映画館で涙しました。
「アンナ・カレーニナ」の発表があって、どうしても見なくてはと熱に浮かされたように遠征し、初めて真ん中に立つるりかちゃんを見ました。
アレクセイ・ヴィロンスキーの白い軍服姿、アンナ/海乃美月に向けた熱烈な愛、カレーニン/月城かなと)との三角関係、アンナの日記を託されて旅立つときのあの表情を忘れません。
初めて真ん中で踊るるりかちゃんを見て、なんて優美に、優雅に踊るんだろうと一層好きになった日のことを忘れません。
これらの作品を映像で見返すたびに美弥るりかという男役は永遠に特別だと思い続けるでしょう。
今日は長い一日になります。
泣かずにいるのは難しいとは思いますが、オットーを見送ったエリックやグランドホテルの人々が高らかに「クリンゲライン閣下にお車を!」と言うような気持ちを胸に日比谷に行きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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